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古民家・古材に「生命」を吹き込む再生の匠、有限会社 久保田建築店

電話でのお問合わせは0265-22-1276

〒395-0077 長野県飯田市丸山町3−6078−27

再生ドキュメント 民家はこうして生まれ変わる

旧・浪合村の民家

築133年、本棟
親子三世代が住めるように全面再生
車力で建物を移動
工期/8ヶ月

修復建屋01

再生前の外観

瓦屋根も土塀も痛みがひどく、
正面の外壁はトタンの補修跡

修復建屋01

再生前の室内

基礎土台の腐れで柱は傾き、建具との間には隙間が。
梁、天井等は煤で真っ黒。
床にはビニールシートが張られている。
修復建屋01

瓦降ろし

解体前の加重軽減と屋根吹替えに備え、
古瓦をすべて撤去。
修復建屋01

内外部の解体

基礎・小屋組・軸組を構成する古材の健康状態を見極め、
生かす材を傷めないように造作や壁を慎重に取り外し、
骨組みだけの状態に戻していく。
修復建屋01

基礎工事

日本の民家の構造で最大の欠点である基礎回りを造りかえる。
床掘り、下地造り、コンクリート打設の手順で強固なベタ基礎に。
柱の根元まで地盤を掘り下げ、
建物を移動する位置に合わせて外回りの
基礎造りに着手した様子。
修復建屋01

基礎工事

内外の基礎下地全面にコンクリートを
打設した様子。
修復建屋01

土台入れ替え柱立て

古いものは土台のないものさえある。
基礎工事と共に土台を入れて足腰を丈夫にし、
必要な箇所に新材で柱を立てていく。
修復建屋01

引き移転

車力で矢印の方向に建物を移転
左の写真は移転が完了した様子
修復建屋01

屋根替え

屋根は雨に晒された最も過酷な場所にあるため、
放っておくと取り返しがつかなくなる。

古垂木を撤去して、新しい垂木をセットし、
屋根下地を作りかえる。
修復建屋01

屋根替え2

屋根は雨に晒された最も過酷な場所にあるため、
放っておくと取り返しがつかなくなる。

古垂木を撤去して、新しい垂木をセットし、
屋根下地を作りかえる。
修復建屋01

既存梁組の洗浄

古材の汚れを洗浄して清潔感を取り戻す。新材と色調を合わせるには洗った方が色合わせをし易い。また壁を左官で仕上げる場合に汚れを防止できる。洗浄後の木の節から再びヤニが吹いてくる。木は生きていることを直感。
修復建屋01

瓦葺き

屋根下地が完成したら瓦下地を入れ、
瓦を葺く写真は瓦葺くきが完成した様子。
これからいよいよ室内外の仕上げに入っていく。
修復建屋01

壁、塗装工事

本物ばかりで造つくられている民家にビニール等での
仕上げでは不自然さだけが目立ち、飽きが早い。
室内外の壁は左官で仕上げていく。
そして古材の色調に新材を統一するように
注意深く塗装を施していく。
修復建屋01

完成した外観

工事前の形をとどめながら、白と黒のコントラストが
背景の山に映える。美しい外観に生まれ変わった。
また、引き移転により道路前の庭が広がり、
奥行きも生まれ変わった。
修復建屋01

完成した室内

小屋組みや袖組は、まず洗った古材の色に
新材を合わせ、次に新材と古材を濃い茶色の色に
塗りあげて、統一感をもたせた。
古さだけが目立ち、煙が家中に回って
暗かった室内が見違えるように明るくなった。